ここのところ少々重ための内容だったので、今日は明るく(^o^)
かえる…蛙…帰る。
昔々旅は命がけでした。車も新幹線も飛行機もない頃、江戸から京への道のり
500キロを歩いたのですからたいへん。まして、その道たるや、舗装なんてとんでもない。
山道、獣道がほとんど。追い剥ぎが出るからここは籠に…と思って乗ったら雲助だった…
途中の旅籠で水が合わずにお腹を壊した…大名行列を横切ったと疑われ…などなど
今の旅とは大違い。道中の無事を祈る家族の気持ちは強かったことでしょう。
して…今の世は如何か?
怒涛のような車の流れ。脇道にまで流れ込んでくる。
あんな鉄の塊が空を飛ぶことそのものが信じられない。
道を歩いているだけで刃物が向かってくる始末。
出掛けていく人の懐に安心を。
送り出す家の玄関に願いをこめてと、そんな蛙は責任重大。
めげずに唱えます。
『無事帰る』