草々庵の殿村です。
今日も海辺の仕事場へ。
天気はいいし小鐡も連れてきました。
自宅からの道中、一時間弱なのですが
おやつのオネダリ一回だけでいい子に助手席zzz…
おっと、小鐡は愛犬…というよりは息子の呼び声高い
ブルドッグです。お世話になっている札幌の獣医、Y先生からご縁を
いただき我が家に棲みついて三年が過ぎました。
網走生まれの小鐡。内地(北海道の人たちは本州をこう呼びます)の
多湿に馴染めなかったようで、去年三月に地元の獣医から余命六ヶ月の宣告を
受けてしまいました。Y先生のおかげで今は元気にしていますが
爆弾を抱えているので、日々心配です。
小鐡からはたくさんの幸せを受けました。
それまでは犬と一緒の暮らしなどないに等しい私でしたが
これだけなついてくれ、『必要』を全身で表してもらえるなんて…
芸は何もしません。してほしくなかった。
人が犬を支配するようなことは好みません。
朝晩にご飯を食べて、ちょっとだけ散歩(好きにさせとけば30メートルでお仕舞い)
して、仕事場や私の蒲団のど真ん中でグーグー…それでいいじゃない。
こいつの顔を見ているだけでいい…なんて思っていたら、そこは絵描き。
ちょいちょい描いているうちに貯まってきちゃいました作品が(笑)
これらは四月の札幌個展で発表の予定です。
幸せの国からの使者、小鐡。
今もソファーに寝転んで鼾を掻いてます。
さて、とーちゃんは仕事始めよっと。
お気に入りは助手席。
肘掛は彼の枕です。